中央ドッジボールクラブ 指導方針
うまくやるより全力でやる
ドッジボールは、気持ちと気持ちのぶつかり合いです。 全力ドッジ目指します。
試合中にベンチを見る子どもを作らない指導
試合時間5分、タイムも選手交代もない状態で、いかにいつも通りに出来るか、そこにこだわった指導。
何百パターンもある形を全部教えることは現実的に不可能である。普段から自分達で考えてやる意識があればどんな状態でも対応できる。
指導者はよきアドバイザー(方法を押しつけるのでは無く、一緒に考える)となる。
この指導方針で子どもに接すれば、ドッジボールだけでなく進学後の部活や社会に出ての活躍に必ずプラスになる。
実現するために
- 基礎練習にこだわり、正確にPLAY出来る技術を身につける。(やりたいことが出来る技術)
全力アタックからくる迫力を身につけ、自信を持ってアタックが打てるようにする。
キャッチの構え、動きをチームとして統一し、集団行動への指導に取組む。
個別指導を取り入れ、弱点の修正や、自主練習のメニュー等一緒に考える。
Jrから形をしっかり教え、高学年で活躍出来る選手育成に取組む。
- 自主練習(走る事)にこだわる
この、嫌なことが自分の気持ちで出来るようになれば、「スイッチが入る」
スイッチが入れば、同じ練習をしても何倍もの吸収力があり成長が見えてくる。
- 自主練習(強み・弱点)を家庭で取組む
通常練習は、自主練習で成長した自分を発見できる場にしたい。
- 考えるということを普段の練習、ミーティング、宿題等で鍛える
練習でも質問攻めにし理解しながらPLAYする練習。
基礎以外は形に当てはめた指導は極力避ける。(ヒントや見本)
うまいPLAYのビデオをしっかりみて、イメージから実行の練習。
問題を考え解決していく指導方法。(質問、理解力の確認)
- 自分達でいろいろやってみたいと思い、実行できる環境を作る
怒る、大きな声をだすのは、しっかり頭で考えて指導する。
やりたい放題では成長しないので、理由や結果のイメージをしっかり聞いてアドバイスを考える。
- 普段から家庭で取組む
普段から「言うとおりにしなさい」と接している子どもに対して、ドッジの時だけ「考えろ」と指示しても、それは酷である。
親子で試合のビデオを見る、会話する、質問する、理解力を家庭でバックアップする。
自主練習を親子で楽しむ、弱点を家庭で取組むことにより実力も上がる。また親がしっかりほめる。
監督やコーチに疑問点をや改善点を相談し、自主練習のメニューを親子で一緒に考える。
- 挨拶等の礼儀や感謝の心について
普段から、そのことを選手達に伝え自主的に自分達で改善していけるよう指導していく。
指導方針について思うこと
今までは、教えないことが強くなる秘訣だ とか 怒らないことがのびのび感がある など
そういう感じで指導に取組んできました。
この思いや考え方は間違っていなかったと最近やっと思えるようになりました。
今は、選手も40人近くになり、指導を手伝ってくれる保護者も大勢になり、
言葉(文字)にしないと伝わらないこともあると思い、文字にしてみました。
今後、これが中央だ! という 中央イズムを指導者、保護者一丸となり、今後も続けてもらいたいと思います。
中央ドッジボールクラブ 監督 服部 忠明